ALPINA Winter Drive Days 2023
ALPINA Winter Drive Days 2022の続編です。
2023年12月にソルデンの湖畔で開催されたALPINAウィンター・ドライブ・デイズの動画です。
ALPINA Winter Drive Days 2023
- 2024.03.21 Thursday
- ALPINA ニュース
- 08:34
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- by BMWおたっきーず!
気に入っているトコロ
知っている人ならわかる:他に例がないといえる水準で、落ち着いた見た目と秀でた能力が共存している。控えめなアルピナのロゴが、特別感を静かに主張している。
気に入らないトコロ
もう少し差別化されてもいい:アルピナ独自のディーゼルエンジンは、335dとの価格差に見合う違いを感じにくい。ステアリングホイールの感触にも、もう少しを求めたい。
そして実際の走りの中でとりわけ印象に残ったのは、そのフラットな乗り心地だ。
先も触れた通り、23インチ径というアルピナ史上最大サイズの専用タイヤ「ピレリPゼロ」を装着しているにもかかわらず、その突き上げ感は不快なものではなく、むしろスポーツカーらしい節度のあるタッチを感じさせるもの。
スポーツモードの選択時、もしくは車速が160km/hを超えた場合には(日本ではもちろん考えられない話だが)、XB7に装備されるエアサスペンションは自動的に車高を20ミリメートル低下。
さらに250km/hを超えると、さらに20ミリメートル自動的に低下するという。このエアサスペンションと可変ダンパー、そしてインテグレーテッドアクティブステアリング(後輪操舵)の組み合わせによる乗り心地と安定性は、このXB7にとって最大の魅力と評しても、それは間違いではないだろう。
熱狂的な旋回性や、ステアリングの圧倒的な精度、引き締まった姿勢制御という点では、M5 CSに届いていない。しかし、路面を問わない乗り心地や穏やかなマナーを踏まえれば、身のこなしは秀抜だ。
アクセルペダルの加減で、自在にコーナリングラインを調整していける。B5 GTでは、ツーリングのリアタイヤの接地面積が、サルーンより小さく設定された事実も興味深い。
新しいG60型のM5に、ツーリングが登場することは明らかになっている。だが、ボディサイズは大きく、パワートレインが重く複雑なプラグイン・ハイブリッドになることも判明している。従来のように好ましいMモデルになるのかは、不透明だ。
実用性は必要でも、ポルシェ911のように機敏で意欲的な走りを求める人は、M3 ツーリングを好むかもしれない。だが、より落ち着いた個性を求める人にとって、B5 GT ツーリングは最高の高速ワゴンになるだろう。既に完売状態ではあるけれど。
加速フィールのよさもBMWアルピナならでは、ですが、アクセルをオフしたときに「これはスゴい!」と思いました。エンジンブレーキがかかるのが実に早いんです!!
近のクルマは燃費、環境性能を上げるために、ペダルを戻してもすぐにエンジンブレーキがかからないことが多い。