WTCC 2006 BMW〜マカオを振り返って〜その3の続報です。
BMWチームUK、RBMはWTCCタイトルをプリオールとともに獲得しました。
チーム代表のバート・マンパーイは再び1台の車でWTCCを制覇することができることを立証しました。
このチームは2002年にベルギーに拠点を置いてFIAのツーリングカー選手権でデビューしました。
1年後にプリオールが加わってから、ETCCで勝利を重ね、2004年ETCC優勝、2005年WTCC優勝の偉業を成し遂げました。
短期間の間にマンパーイは彼のレーシングチームを国際的なツーリングカーレースの頂点に導きました。
この成功は偶然ではありません。彼の父親は70年〜70年代のJumaレーシングチームで走っており、スパ・フランコスシャン24時間でBMWとともに3勝をあげています。
子供だったマンパーイは、いつもそこにいて、初期のレーシングチームが勝つための方法を学んできました。
彼は1988年に、スパで初めて大勝利を収めました。その後は、FIA GTチャンピオンシップ、アメリカンルマンシリース、シュニッツアーモータースポーツやラバーリアモータースポーツなどに携わり、最終的に彼は自分のチームを立ち上げたのです。
RBMの強さのひとつとして、チームメンバー同士のフレンドリーな雰囲気があげられます。プリオールとマンパーイは完全なデュオのようです。
アンディ・プリオール
私は彼らなしには勝つことなんてできません。パドックにいるみなが、RBMをベンチマークにしていると思います。
WTCCで成功するためには、RBMのような強いチームが必要なんです。
来シーズンも是非大活躍してほしいものです。